天下の小論

其の詩を頌し、其の書を読み、其の世を論ず 東洋古典の箚記集です

2018-06-04から1日間の記事一覧

『淮南子』 理想の上司とは

立派な上司というものは、部下に全てを求めない。 人格、能力、技術、知識、自分自身がそれら全てを備えていたとしても、部下に同じことを求めようとはしない。 ところが、実際は、部下の無能、無気力、節度の無さを嘆く上司は多い。 しかし、考えてみれば、…