天下の小論

其の詩を頌し、其の書を読み、其の世を論ず 東洋古典の箚記集です

管子

『管子』 臣なきを患えず、財なきを患えず

社員研修などで講師を務めれば、僕は先生という立場になる。 では、受講者と比べて、どれだけ優れているかといえば、これは疑問である。 しかし、受講者は、その立場として、先生の指示に従わなければならないし、それが当然と考えている。 同じようなことを…

『管子』 「今度、飯でも食おう」って言う人は本気なんだろうか?

始めて会ったばかりなのに、親しそうにしてくる人間とは付き合わない方がいい。長い間会っていなくても、こちらを忘れない人間とは付き合った方がいい、という。 それほど親密でもない人から、「今度、飯でも食おう」とか「今度、誰それを紹介してあげよう」…

『管子』月初有望 月末落胆

日本は言霊の国だからかもしれないが、否定的な発言や後ろ向きの言動は、どうも好まれない。不吉だ・・・とか、弱音を吐くな・・・とか、言われてしまう。 確かに、何でもかんでも後ろ向きになられても困る。しかし、多くの場合、物事の処理を誤るのは、前向…